等電位接地(EPRシステム)とは?意味と医用電気機器での利用

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等電位接地(EPRシステム)とは?意味と医用電気機器での利用

家電を知りたい

先生、「等電位接地(EPRシステム)」という用語について教えてください。

家電製品マニア

等電位接地(EPRシステム)とは、導体間の電位差を低減するための接地手法です。
医用電気機器の接地や、雷電流からの保護に使用されています。

家電を知りたい

医療分野における等電位接地の役割を教えてください。

家電製品マニア

医療分野では、検査や治療時に心臓部への電位差発生を防ぐために等電位接地を使用しています。心臓部に電位差が発生すると致命的な事故につながるため、ベッドや医療機器などを接地線で接続して電位を等しくし、事故を防止しています。

等電位接地(EPRシステム)とは

「等電位接地(EPRシステム)」と呼ばれる用語があります。

これは、導体間の電位差を低くするための接地方法で、病院の電気機器や落雷からの保護に使用されています。医療分野では、検査や治療時に患者さんの心臓に電位差が発生しないよう、ベッドや金属部品、医療機器などを等電位にするために接地線でつなぎます。

心臓に電位差が発生すると重大な事故につながるため、微小ショックによる事故を防ぐために等電位接地が用いられています。

等電位接地の意味

等電位接地の意味

等電位接地とは、複数の電気機器や導電性表面間を低抵抗の導体で相互接続し、すべての点で電位を同一に保つ技術です。

これにより、電気機器の漏電や感電など、電気事故のリスクが軽減されます。医療施設では、患者や医療従事者の安全を確保するために、等電位接地が不可欠とされています。

等電位接地の目的

等電位接地の目的

等電位接地の目的は、主に以下のようなものです。

1.患者や医療従事者の安全確保機器の漏れ電流や故障電流が人体を通らないようにし、感電や電気火傷のリスクを低減します。

2.医療機器の正常動作の維持等電位を保つことで、機器間の電位差が過剰になり、誤動作や損傷が発生するのを防ぎます。

3.電気ノイズの低減等電位接地によって、医療機器に流れるノイズ電流がグランドに誘導されるため、測定や治療の精度が向上します。

医用電気機器における等電位接地

医用電気機器における等電位接地

医用電気機器における等電位接地は、医療施設で重要な安全対策です。

これは、医療機器の金属部分が(電気的に)共通の電位レベルに保たれるように接続されることを指します。この接地により、患者や医療従事者が電気ショックから守られます。

なぜなら、接地されていれば、電流が患者や医療従事者の体を通過するのを防ぐことができるからです。等電位接地は、漏電電流をアース線に安全に逃がすのにも役立ちます。

医療施設では、すべての電気機器は適切に接地されていることが不可欠であり、定期的な検査と保守が適切に行われる必要があります。

心臓部の電位差発生による事故の防止

心臓部の電位差発生による事故の防止

心臓部の電位差発生による事故の防止 医用電気機器を使用するとき、心臓部に電位差が生じることがあります。

これは、機器間の絶縁不良や患者と機器の接触が原因で発生します。この電位差により、心室細動が誘発されるおそれがあります。等電位接地は、このような事故を防ぐために重要な対策です。

等電位接地とは、接地端子を介して医療空間のすべての導電性物体(医療機器、床、壁など)を電気的に接続することです。

これにより、患者と機器間の電位差や医療空間内の異なる導電性物体間の電位差が除去されます。これにより、患者が心室細動を起こすおそれのある電撃を受けるリスクが軽減されます。

等電位接地によるミクロショックの防止

等電位接地によるミクロショックの防止

等電位接地によるミクロショックの防止 等電位接地は、医療施設における電気安全対策において重要な役割を果たします。

特に、ミクロショックと呼ばれるわずかな電気ショックの発生を防止する上で不可欠です。ミクロショックとは、電位差が低い場合(25V以下)に発生する電気ショックであり、心室細動や心停止を引き起こす可能性があります。

等電位接地では、電気機器の金属部分を共通の電位に接続します。これにより、患者が医療機器の異なる金属部分に触れたとしても、電位差が発生せず、ミクロショックを防ぐことができます。

また、機器間や機器と床との間に電位差が発生しないよう、すべてを等電位接続することで、より安全な環境が確保されます。

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