定電流変圧器とは?その仕組みと特徴を解説

目次

定電流変圧器とは?その仕組みと特徴を解説

家電を知りたい

定電流変圧器ってなんですか?

家電製品マニア

二次電流がある一定値以上増加しないように設計された変圧器だよ。

家電を知りたい

どういう仕組みなんですか?

家電製品マニア

変圧器の二次側巻線に電流検出器を接続し、二次電流が設定値を超えると、一次側巻線の電圧を制御することで、二次電流を制限する仕組みになっているよ。

定電流変圧器とは。

電子機器で使われる「定電流変圧器」とは、二次電流が一定の値を超えて増えないタイプの変圧器のことです。

定電流変圧器の原理

定電流変圧器の原理

-定電流変圧器の原理-

定電流変圧器は、電流を一定に保つ変圧器です。その仕組みは、変圧器内に電流を監視する検出コイルを設置することにあります。このコイルに流れる電流が増加すると、検出コイルに発生する電圧も上昇します。この電圧は変圧器の制御回路に供給され、制御回路は二次側の電流を調整して、一次側の電流が一定になるようにします。

制御回路は、二次側の電流を増減するために、可変リアクトルまたは電子制御回路を使用します。可変リアクトルは、コアに巻かれたコイルのタップを変更することでリアクトルを調整し、電流を調整します。一方、電子制御回路は、トランジスタやサイリスタなどの電力電子素子を使用して、電流を制御します。

定電流変圧器の特徴

定電流変圧器の特徴

定電流変圧器の特徴は、その名のとおり、定電流を出力する能力にあります。つまり、入力電圧が変動しても、出力電流をほぼ一定に保ちます。この特徴により、路灯や非常灯など、定電流を必要とする機器に適しています。また、短絡に対する耐性が強く、過電流が流れてもコアや巻線が焼損するなどの故障が発生しにくい点も特徴です。さらに、高調波成分を抑制する特性もあり、電力系統の安定化に貢献します。

定電流変圧器の種類

定電流変圧器の種類

-定電流変圧器の種類-

定電流変圧器は、その構造や機能に応じてさまざまな種類に分類できます。一次側と二次側の巻線構成によって、電流制御方式によって、さらに用途によって分類されます。

一次側と二次側の巻線構成に基づいて、定電流変圧器は自己飽和型と他励型に分けられます。自己飽和型は、一次巻線と二次巻線が密接に結合されており、他励型は、巻線が物理的に分離されています。

電流制御方式に基づいて、定電流変圧器は分流型と直列型に分けられます。分流型は、負荷に並列に接続され、負荷の電流を制御します。一方、直列型は、負荷と直列に接続され、流れる電流を制御します。

用途に基づいて、定電流変圧器は恒流電源、照明安定器、充電器など、さまざまな用途に使用されます。恒流電源は、一定の電流を供給するために使用され、照明安定器は、安定した光の輝度を維持するために使用され、充電器は、バッテリーを充電するために使用されます。

定電流変圧器の用途

定電流変圧器の用途

定電流変圧器の用途は多岐にわたり、様々な分野で用いられています。主な用途には以下のようなものがあります。

* -街路灯の点灯制御-定電流変圧器は、街路灯に安定した電流を供給することで、均一な明るさを維持します。
* -蛍光灯の安定器-蛍光管の安定した点灯に不可欠な安定器として、定電流変圧器が使用されます。安定器は電流を制御することで、管内の電圧を安定させます。
* -電解メッキ-メッキ工程では、均一な被膜を形成するために安定した電流が必要です。定電流変圧器はこの電流の制御に使用されます。
* -医療機器-MRI装置やX線装置など、医療機器では安定した電流が必要とされます。定電流変圧器は、これらの機器に正確かつ一定の電流を供給します。
* -電子レンジ-電子レンジのマグネトロンには安定した電流が必要であり、定電流変圧器がその供給に使用されています。

定電流変圧器のメリットとデメリット

定電流変圧器のメリットとデメリット

定電流変圧器のメリットとデメリット

定電流変圧器を使用する主なメリットとしては、負荷が変動しても電流値を一定に保つことができる点があげられます。そのため、照明や電子機器などの定電流駆動が必要な機器に適しています。また、短絡保護機能を備えているため、過電流による機器への損傷を防ぐことができます。

一方、デメリットとしては、定電流の維持に必要な電圧調整機能があるため、非定電流変圧器に比べてコストが高くなる傾向があります。さらに、負荷が大きく変動すると、電圧調整範囲を超えてしまう可能性があり、出力が不安定になることがあります。また、電圧が低い場合や電圧が変動しやすい環境では、定電流を維持することが困難になる場合があります。

\ 最新情報をチェック /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次