エネファームとは?特徴や仕組み!メリット・デメリットと導入のポイントも紹介

家電を知りたい
エネファームについて教えてください。

家電製品マニア
エネファームとは、家庭用の燃料電池の愛称だよ。
都市ガスやLPガス、灯油などの燃料から水素を取り出して、酸素と反応させて電気を作り出すシステムのこと。

家電を知りたい
つまり、水の電気分解の逆ってことですか?

家電製品マニア
その通り。エネファームは水の電気分解の原理を逆転して、水素と酸素から電気を作り出しているんだ。
エネファームとは
「『エネファーム』、家電製品の用語です。エネファームとは、家庭用の燃料電池の愛称。
都市ガスやLPガス、灯油などに含まれる水素を抽出し、空気中の酸素と反応させて電気を生成するシステムのこと。これは、水の電気分解の原理を逆に利用したものです。」
エネファームの概要

エネファームとは、家庭や事業所などで利用される分散型エネルギーシステムのことです。
天然ガスや都市ガスなどの燃料を用いて発電と給湯を同時に行うもので、エネルギー効率を向上させています。
発電した電気は自家消費され、余剰電力は電力会社に売電することができます。また、給湯に使用される熱は、給湯や床暖房に利用されます。
エネファームの仕組み

エネファームは、水素と酸素を化学反応させて電気を発生させるコージェネレーションシステムです。
この仕組みは、次のようなステップで構成されています。 まず、都市ガスまたは液化石油ガス(LPG)などの燃料が改質器で水素と一酸化炭素に分解されます。
水素はエネルギー源として使用され、一酸化炭素は二酸化炭素と水に分解されます。続いて、水素と酸素が燃料電池に供給され、そこで化学反応によって電気を発生させます。
この反応で発生する熱エネルギーは、給湯や暖房など、家庭内で利用されます。
エネファームのメリットとデメリット

エネファームは、家庭で電気を発電すると同時に、発生した熱を給湯や暖房に利用するエネルギー設備です。
この仕組みによって、エネルギー効率を向上させ、光熱費を削減できます。 エネファームのメリットとしては、まずその高いエネルギー効率が挙げられます。
発電と給湯・暖房を同時に行うことで、エネルギーを無駄なく使用することができます。
また、化石燃料を使用せず、都市ガスやプロパンガスを燃料とするため、環境に優しいエネルギー設備です。
一方で、エネファームにはデメリットもあります。初期費用が比較的高いことと、定期的なメンテナンスが必要なことです。
また、燃料となる都市ガスやプロパンガスの価格変動の影響を受けるため、光熱費が変動する場合があります。
エネファームの導入費用と補助金

エネファームの導入費用は、機種や設置条件によって異なりますが、一般的に50~100万円程度かかります。
自宅に設置する場合、工事費用も別途必要です。ただし、自治体によっては補助金制度を設けており、導入費用の負担を軽減できます。
補助金制度は自治体によって内容が異なるため、事前に各自治体の窓口に問い合わせて確認することが重要です。
一般的な補助金制度としては、初期導入費用の補助や、電気料金の割引などがあります。補助金の対象となる条件や金額は、自治体によって異なるので注意しましょう。
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エネファームの普及状況と今後の展望

日本のエネファームの普及状況については、2023年3月時点で、約70万戸が設置されています。
これは、日本の全住宅の約2.7%に相当します。 エネファームの普及は、特に都市部で進んでおり、東京都では国内で最も普及率が高く、10%を超えています。
一方、地方では普及が遅れており、普及率は1%未満の地域もあります。 今後の展望としては、政府が「カーボンニュートラル」を目標に掲げていることもあり、エネファームの普及がさらに進むことが期待されています。
特に、災害時の自立化やCO2排出量の削減への貢献が評価されており、今後ますます需要が高まるものとみられています。
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