FL方式とは?グローランプで点灯する蛍光灯の仕組み

家電を知りたい
先生、「FL」ってどういう意味ですか?

家電製品マニア
グローランプを使った蛍光灯のことだよ。点灯にグローランプを使う方式だね。

家電を知りたい
グローランプはなんですか?

家電製品マニア
蛍光灯を点灯させる大きな起電圧を発生させる装置だよ。グロースターターとも呼ぶよ。
FLとは。
蛍光灯の点灯方式の1つに「FL方式」というものがあります。FL方式は、グロースターターという点灯装置を使用して蛍光灯を点灯させます。グロースターターは、点灯時に高電圧を発生させ、蛍光灯の内部にあるグローランプと呼ばれる点灯装置を作動させます。グローランプが作動すると、蛍光灯管に電圧がかかり、蛍光灯が点灯します。
FL方式の特徴と構造

FL方式とは、グローランプと呼ばれる小型の放電管を利用して蛍光灯を点灯させる方式です。この方式は、蛍光灯が開発された初期から広く採用されてきました。
FL方式の蛍光灯は、グローランプ、安定器、蛍光管で構成されています。グローランプは電極間に比較的低い圧力の不活性ガスが 封入されており、電圧をかけると放電が発生します。この放電によって発生する熱や紫外線によって安定器の始動回路が作動し、蛍光管に電流が流れて点灯します。
グローランプの役割

グローランプの役割
グローランプは、蛍光灯を点灯するための重要な役割を担っています。蛍光灯のスイッチを入れると、最初にグローランプが点灯します。このとき、グローランプ内では放電が発生し、紫外線を放出します。この紫外線が、蛍光灯内の蛍光体に照射されると、蛍光体が励起されて光を放ち、蛍光灯が点灯します。グローランプは、電圧が安定して放電が起きやすいよう設計されており、その電圧は通常60〜100V程度です。また、グローランプは、蛍光灯の寿命を延ばすために、点灯時に電流を制限する役割も果たします。
グローとグロースターターの関係

グローランプとグロースターターは、グローランプ式蛍光灯の点灯に不可欠な役割を果たしています。グロースターターは、電流をグローランプに流すスイッチのような働きをします。点灯時は、グロースターターが電流を流すとグローランプが点灯し、その熱で電極が熱せられます。すると電極間のガスが電離して放電を起こし、紫外線が放出されます。この紫外線が蛍光管の蛍光体を励起し、蛍光灯が点灯します。グロースターターは、グローランプが安定して点灯するまで電流を流した後、自動的に電流を遮断します。これにより、グローランプによる過剰な電力消費を防ぐことができます。
FL方式の蛍光灯の点灯プロセス

-FL方式の蛍光灯の点灯プロセス-
FL方式の蛍光灯は、グローランプと呼ばれる小形のアーク放電灯を利用して点灯します。このプロセスは、以下のような段階で進行します。
最初に、スイッチをオンにすると、電源から電気が蛍光灯のソケットに流れます。ソケットは、グローランプと蛍光灯の両方に接続されています。通電されると、グローランプの電極間にアーク放電が起こります。このアーク放電により、電流が蛍光灯の回路に流れ始めます。
この電流は蛍光灯内の安定器を通過し、次にグローバルブに到達します。グローバルブは、グロースタートとも呼ばれ、グローランプからのアーク放電を利用して、蛍光灯の管内の水銀蒸気を励起します。
水銀蒸気が励起されると、紫外線が発せられます。この紫外線が蛍光灯の管内の蛍光体に当たると、可視光に変換され、蛍光灯が点灯します。
FL方式の長所と短所

FL方式の利点としては、消費電力が白熱灯や電球形蛍光灯よりも低く、エネルギー効率が優れていることが挙げられます。また、寿命が長く、頻繁に交換する必要がありません。さらに、水銀などの有害物質を使用していないため、環境に優しいのもメリットです。
一方で、FL方式の短所としては、起動時に時間がかかることや、周囲温度が低い場合に点灯しにくい点が挙げられます。また、調光機能のない製品が多く、明るさの調整ができないため、使用場所が限られる場合もあります。さらに、安定器と呼ばれる電子回路が必要となるため、製造コストが高く、故障時や寿命を迎えた後は廃棄処理に費用がかかる場合があります。