冷蔵庫の定格内容積とは?実際の収納容量との違いは?

家電を知りたい
「定格内容積」ってどういう意味ですか?

家電製品マニア
冷蔵庫の収納容量を示す数値だよ。ただし、棚やケースは含まれず、冷気の循環スペースを含んで計算されているので、実際に入れておける食品の容量とは異なるんだ。

家電を知りたい
では、実際に食品を入れられる容量は、定格内容積より小さくなるということですか?

家電製品マニア
その通り。棚やケースのスペース、そして冷気を循環させるためのスペースが差し引かれるので、定格内容積よりも小さくなるんだ。
定格内容積とは。
家電の仕様を示す「定格内容積」とは、冷蔵庫の収納能力を表す数値です。棚やケースなどの固定設備は含まれず、冷気を循環させるための空間が加味されています。そのため、実際の食品収納量とは若干異なる場合があります。
定格内容積とは

定格内容積とは、冷蔵庫の扉や説明書に記載されている、基準に基づいて計算された容積のことです。この値は、冷蔵庫の内部にある、食品や飲み物を収納できるスペースの量を表しています。しかし、実際には、棚や引き出し、その他の構造物が内部にあるため、実際の収納容量は定格内容積よりも小さくなります。
実際収納可能な容量との違い

定格内容積とは、冷蔵庫の容積を計算する際の基準であり、JIS規格で決められています。この数値は、内側の壁面からドアのパッキンまで、庫内のすべての空間を含めて計算されます。しかし、実際は棚や飲料ホルダー、製氷機などの庫内の突起物が収納量を減少させ、定格内容積よりも収納可能な容量は少なくなります。たとえば、定格内容積が500Lの冷蔵庫でも、実際に収納できる容量は400L程度であることがよくあります。
定格内容積の計算方法

冷蔵庫の定格内容積とは、国際標準規格(ISO)に基づいて算出した、庫内の収納可能な食品の総量を表す数値です。ただし、この数値には、棚板、引き出し、照明などの内部構造物は含まれません。そのため、実際の収納容量は、定格内容積よりも小さくなります。
定格内容積を選ぶ際のポイント

冷蔵庫の定格内容積とは、メーカーが定めた、冷凍室と冷蔵室の合計容積のことであり、実際の収納容量とは異なります。定格内容積は、JIS規格に基づいて測定されており、各メーカーで基準が統一されています。一方、実際の収納容量は、食品の形状やサイズ、庫内の仕切り方によって左右されます。
定格内容積を選ぶ際のポイントとして、まず、自分のライフスタイルや家族構成を考慮し、必要な収納量を見積もります。また、冷蔵庫の内部のレイアウトも重要で、引き出しや棚が十分にあるか、背の高い食品や大きな鍋を収納できるスペースがあるかを確認しましょう。さらに、定格内容積と実際の収納容量の差についても理解しておくと、より適切な冷蔵庫を選ぶことができます。
冷蔵庫以外にもある、定格内容積の表示

冷蔵庫の定格内容積が、実際の収納容量と異なることはご理解いただけたと思います。しかし、定格内容積の表示は冷蔵庫以外にも用いられています。たとえば、冷凍庫やワインセラーなど、冷蔵に関わる機器にも表示されています。
これら機器では、庫内の容積だけでなく、引き出しや棚など、収納に役立つ付属品も考慮して定格内容積が決められています。そのため、容量を比較する際には、付属品の種類や大きさにも注意が必要です。
また、洗濯機や乾燥機でも定格内容積が表記されています。これらの機器では、主に洗濯物の量を表していますが、メーカーによって測定方法が異なる場合があります。そのため、数値を鵜呑みにせず、実際に使用する洗濯物の量を参考にして機器を選択することが重要です。