スターデルタ始動をわかりやすく解説!かご形電動機の始動法

家電を知りたい
先生、『スターデルタ始動』ってどういう意味ですか?

家電製品マニア
スターデルタ始動は、かご形電動機を始動させる方法だよ。まず、固定子一次巻線の端子を6つ引き出して、始動時にはY接続にするんだ。

家電を知りたい
Y接続とは、一次巻線を三角形につなぐことですか?

家電製品マニア
そうだね。十分加速したら、スイッチを運転側に切り替えて△接続にするんだ。△接続は、一次巻線を星形につなぐ方法だよ。
スターデルタ始動とは。
家電製品でよく耳にする「スターデルタ始動」とは、かご形誘導電動機を始動させる方法の一つです。この方法では、電動機の固定子巻線の端子を6つ取り出し、始動時は切り替えスイッチを使って巻線をY字形に接続します。電動機が十分に加速した後に、スイッチを動かして巻線をデルタ接続に切り替えます。
スターデルタ始動とは?

スターデルタ始動とは、大電力のかご形電動機を始動させる方法のひとつです。始動時は、電動機の端子電圧を低くして始動電流を制限し、始動後に徐々に電圧を上げていきます。これにより、電動機の始動時のトルクを確保しつつ、過大な電流による損傷を防ぐことができます。また、始動時に機械にかかる負荷を軽減できるという利点もあります。
スターデルタ始動の仕組み

スターデルタ始動の仕組みは、かご形電動機を始動する一般的な方法の1つです。この方法は、始動時に電動機にかかる電流を制限するために使用されます。始動時には、電動機の巻線が「スター結線」で接続され、電圧は巻線の相電圧(線間電圧のルート3分の1)になります。これにより、始動時の電流は全電圧を印加した場合に比べて低くなります。
電動機が安定した回転数に達すると、巻線が「デルタ結線」に切り替えられます。デルタ結線では、相電圧が印加され(線間電圧と同じ)、電動機のトルクが増大します。スターデルタ始動は、始動時の電流を抑えながら、電動機のトルクを確保する方法として広く用いられています。
スターデルタ始動のメリットとデメリット

-スターデルタ始動のメリットとデメリット-
スターデルタ始動は、かご形電動機を始動する際によく用いられる方法です。この方法では、電動機の巻線を一時的にスター結線(Y結線)で接続し、始動電流を小さく抑えます。その後、一定速度に達したらデルタ結線(Δ結線)に切り替えて通常の運転を行います。
スターデルタ始動の大きなメリットは、始動時の電流を大幅に低減できることです。これにより、電力変圧器や配電線への負荷を軽減したり、始動時の損失を抑えたりすることができます。
ただし、この方法にはいくつかのデメリットもあります。まず、切替を行う際に電圧サージが発生するため、回路に衝撃を与えて他の機器に影響が出る可能性があります。また、スター結線とデルタ結線では磁束分布が異なるため、始動時にトルクが低下する傾向があります。さらに、切替機構が必要なため、システムが複雑になり、メンテナンスコストが増加する恐れがあります。
スターデルタ始動が使用される機器

スターデルタ始動が使用される機器には、かご形三相誘導電動機が主に挙げられます。かご形電動機は、産業用途や家庭用機器など、大トルクが必要とされる低始動電流のアプリケーションに広く使用されています。代表的な例としては、コンプレッサ、ポンプ、コンベア、工作機械などが挙げられます。これらの機器は、スターデルタ始動を用いることにより、過電流を抑制し、始動時の衝撃を軽減しながら、高い始動トルクを実現することができます。
スターデルタ始動の注意点

スターデルタ始動を行う際には、いくつかの注意点があります。始動電流が大きくモーターに負担がかかるため、モーターの容量に合ったスターデルタ始動器を使用することが重要です。また、始動時間の調整が適切に行われないと、モーターが損傷する恐れがあります。さらに、始動中に電圧降下が発生しないように、電源の容量が十分であることを確認する必要があります。また、切り替え中に過渡状態が発生するため、保護装置を適切に設定することが大切です。