DINレールとは?わかりやすく解説

家電を知りたい
『DINレール』について教えてください。

家電製品マニア
「DINレール」とは、制御部品を固定するための金属製のレールのことです。

家電を知りたい
制御部品ってなんですか?

家電製品マニア
リレーやタイマーなどの、制御盤や分電盤内で制御を行う部品のことです。
DINレールとは
制御盤や分電盤内でよく利用されている「DINレール」とは、制御用のリレーやタイマーなどの制御部品を簡単に固定するための金属製レールです。DINとは「ドイツ工業規格」を意味する「Deutsches Institut für Normung」の略で、DINコネクタなど、ドイツ基準の規格が定められています。
DINレールの概要

-DINレールの概要- DINレールは、工業用機器の取り付けに広く使用されている金属製の取り付けレールです。DIN(ドイツ規格協会)によって標準化されており、35mmの幅と7.5mmまたは15mmの高さが特徴です。レールの上部には溝があり、機器の取り付けブラケットがスライドして固定できます。DINレールは、他の取り付け方法よりも迅速かつ効率的に機器を取り付けることができます。 また、DINレールはモジュール式であるため、機器の追加や取り外しを柔軟に行うことができます。各モジュールは独立しているため、1つのモジュールを交換しても他のモジュールに影響を与えることはありません。さらに、DINレールは耐腐食性のある亜鉛メッキ鋼製で、過酷な環境にも対応できます。
DINレールの用途

DINレールは、さまざまな電気機器の取り付けに広く使用されています。
その主な用途を以下に示します。
制御盤
DINレールは、制御盤内のリレー、ブレーカー、コンタクターなどの電気機器の取り付けに使用されます。これにより、機器を簡単に設置およびメンテナンスできます。
配電盤
DINレールは、配電盤内の回路ブレーカー、サーキットプロテクター、スイッチなどの電気機器の取り付けに使用されます。これにより、配電盤内の配線が整理され、安全性が向上します。
産業用オートメーション
DINレールは、産業用オートメーションシステム内のPLC(プログラマブルロジックコントローラ)、I/Oモジュール、センサーなどの電気機器の取り付けに使用されます。これにより、システムの柔軟性とモジュール性が向上します。
医療機器
DINレールは、医療機器内の電源モジュール、モニター、制御ユニットなどの電気機器の取り付けに使用されます。これにより、医療機器の安全性、信頼性、メンテナンス性が向上します。
DINレールの種類

DINレールの種類 DINレールには、用途や形状によってさまざまな種類があります。
最も一般的なのは35mmレールで、主に制御盤や工業用機器に使用されています。
また、より小さな15mmレールもあり、住宅や商業用の小型電気回路に使用されます。
さらに、7.5mmレールは、スペースに制約のある場合に使用されるコンパクトなタイプです。
DINレールの設置方法

DINレールの設置方法にはいくつかの手順があります。
まずは、レールを取り付ける場所を決定します。通常は、盤内に沿って垂直または水平に取り付けられます。レールを設置する前に、レールを所定の位置に合わせるためのマーキングをします。
次に、マーキングした場所に穴を開け、ネジまたはボルトを使用してレールを固定します。最後に、DINレール用の専用部品(ターミナルブロック、コンタクタ、リレーなど)をレールに取り付け、矢印の方向にスライドします。
これで、DINレールが設置され、さまざまな機器を取り付ける準備が整いました。
DINレールの使用上の注意点

DINレールの使用上の注意点では、DINレールの安全で効率的な使用に不可欠な考慮事項について説明します。
まず、DINレールを使用する際には、必ずDIN規格に準拠していることを確認してください。これにより、レールの寸法、材質、強度が業界標準を満たしていることが保証されます。
また、DINレールは埃や汚れから保護された環境で使用することが重要です。過酷な環境での使用は、レールの寿命を低下させ、電気的安全に影響を与える可能性があります。
さらに、DINレールに設置する機器の重量を考慮することが不可欠です。レールの許容荷重を超えないようにしてください。そうしないと、レールが曲がり、機器の損傷につながる可能性があります。